圧巻の迫力と雰囲気が漂う
世界遺産「軍艦島」をご体感ください
かつては炭鉱で栄え、人口密度は世界一であった端島(はしま)、通常「軍艦島」。
今では無人島となり45年。
実際に上陸して、古代都市を思わせる神秘的な雰囲気をご体感ください。
- 軍艦島と呼ばれたワケ
1921年に長崎日日新聞の紙面で軍艦島がクローズアップされた際に使われた画像が
三菱造船長崎造船所で建築中だった戦艦「土佐」に似ていることから軍艦島と呼ばれはじめましたが、
正式名称は端島(はしま)と言います。
軍艦島の位置
長崎港から南西の海上約17.5kmに位置しています。
面積は63ha、海岸線の全長は1.2kmでございます。
長崎港からは約40分の船旅で到着します。
- 軍艦島の歴史
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明治〜昭和にかけて海底炭鉱によって栄えた島で、もっとも人口の多い時期には5,000人もの人々が住み、東京を超える人口密度を有していました。
島には、小学校や病院、郵便局に派出所など生活に欠かせないものや、プール、パチンコ屋や映画館、スナックなどの娯楽施設もあり、島というよりも都市として成り立っていました。
その後、主要エネルギーが石炭から石油へ移行したことで炭鉱は徐々に衰退し、1974年に閉山後、無人の島となります。
- 世界文化遺産登録
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明治日本の近代化に貢献した炭坑としての功績により、2015年7月5日に軍艦島を構成遺産に含む「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産へ登録されました。
映画やPV撮影などのロケ地としても認知度が増え、近年では「進撃の巨人」映画版の撮影も行われました。クルーズ船で島に上陸すれば、激動の明治から昭和の高度成長期を駆け抜けた最先端エネルギー島の栄枯盛衰の歴史をご体感いただけます。
軍艦島ツアーの見所
- 軍艦に見える位置で
写真を撮ろう - 軍艦に見える位置は、島の西側にあり、軍艦島を周遊しないと見ることができません。周遊ツアーに参加し、ぜひ軍艦に見える位置で写真を撮りましょう。
- ツアーガイドの語りに
耳を傾けよう - 一緒に乗船するツアーガイドが、軍艦島に住んでいた人々の暮らしや軍艦島の深い歴史を語ってくれます。背景を知りながら軍艦島を見ると、当時の情景が浮かんできます。